入院④(2005年11月)
2005年11月15日(火)
夕方になり、家族は帰宅。
一人になる。まだ、信じられない。
治療は、骨髄の検査結果が出てかららしい。夕食後、微熱があるため、抗生物質の点滴をする。
テレビを見るも、落ち着かない感じ。しかも、テレビカードでテレビ見るのって遠慮しちゃった。
まだ、友人には、伝えてれてない。いつ伝えようか。今日はやめておく。はぁ~、伝えるタイミング難しいや。骨髄検査が終わってからにしようかな、と考える。
明日は、人生初の坊主頭。俺、似合うかなー。彼女は、似合うと言っているが、あんまり、想像できない。一生、坊主なんてしないつもりでいたんだけどな。
九時半(たぶん)消灯。やっぱり、病院の夜は早いんだなー、と実感。普通の生活してたら、ありえない。
寝る前に、彼女と電話する。これは、個室の利点だよね。個室でよかった。
何を話したか、は覚えていないが、少し、気持ちが落ち着いたのは覚えている。
これで、入院初日が終了。
元々、寝つきが悪いため、なかなか眠れなった。
ただ、この時、一つの事を思う。
「病気になったのが俺で良かった。家族や恋人や友達、会社の人じゃなくて、自分で良かった。自分ならば、がんばれる。」
この気持ちは、ずっと持っていた。今もそう思っている。自分で良かったのだ。
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- [2007/03/12 21:53]
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